化学物質管理専門家・作業環境管理専門家の登録について
2023/10/11(水)
新たな化学物質管理制度(概要はこちら)に基づく、化学物質管理専門家、作業環境管理専門家の登録を行いました。
登録名簿はこちら (公社)日本作業環境測定協会のwebページに移動します。
ワンポイント!
【化学物質管理専門家の役割】
労働災害の発生またはそのおそれのある事業場に助言を行う役割を担っています。
具体的には、労働災害の発生またはそのおそれのある事業場について、労働基準監督署長が、その事業場で化学物質の管理が適切に行われていない疑いがあると判断した場合は、事業場の事業者に対し、改善を指示することができます。
改善の指示を受けた事業者は、化学物質管理専門家(厚生労働大臣告示で定める要件を満たす者)から、リスクアセスメントの結果に基づき講じた措置の有効性の確認と望ましい改善措置に関する助言を受けた上で、1か月以内に改善計画を作成し、労働基準監督署長に報告し、必要な改善措置を実施しなければなりません。
【作業環境管理専門家の役割】
作業環境測定の結果、第3管理区分になってしまった場合、第1管理区分、第2管理区分になるように改善が必要になります。
しかし、施設・設備によっては改善が思うようにできず、「環境改善が困難」な場合があります。
改善の余地がまだあるのか、これ以上の改善が本当に困難なのか、その助言や判断を行うのが「作業環境管理専門家」の役割です。
助言や判断は、外部の作業環境管理専門家の意見を聴かなければならないとされています。
労働災害の発生またはそのおそれのある事業場に助言を行う役割を担っています。
具体的には、労働災害の発生またはそのおそれのある事業場について、労働基準監督署長が、その事業場で化学物質の管理が適切に行われていない疑いがあると判断した場合は、事業場の事業者に対し、改善を指示することができます。
改善の指示を受けた事業者は、化学物質管理専門家(厚生労働大臣告示で定める要件を満たす者)から、リスクアセスメントの結果に基づき講じた措置の有効性の確認と望ましい改善措置に関する助言を受けた上で、1か月以内に改善計画を作成し、労働基準監督署長に報告し、必要な改善措置を実施しなければなりません。
【作業環境管理専門家の役割】
作業環境測定の結果、第3管理区分になってしまった場合、第1管理区分、第2管理区分になるように改善が必要になります。
しかし、施設・設備によっては改善が思うようにできず、「環境改善が困難」な場合があります。
改善の余地がまだあるのか、これ以上の改善が本当に困難なのか、その助言や判断を行うのが「作業環境管理専門家」の役割です。
助言や判断は、外部の作業環境管理専門家の意見を聴かなければならないとされています。